芝浦工業大学院ではネパールにおけるカースト制度と住空間の関係性について研究。２０００年からは米国サンフランシスコに渡り、シニアハウス等の建築設計に携わった後、２００８年より日本設計インターナショナルにて中国やベトナムの複合開発プロジェクトを担当。２０１４年より一級建築士事務所：The Creative Collaborators. Inc. 代表取締役社長として国内外のプロジェクトに携わる。建築設計に限らず、社会のニーズをくみ取ったデザインにまつわるプロジェクトの起案と実行している。
東京造形大学室内建築コース卒業後オランダのDesign Academy Eindhoven のmaster コースへ留学。帰国後、独立し、商品企画を含めたプロダクトデザイン、インテリアデザイン、ウェブ、グラフィックデザイン、ブランディングなど包括的なデザイン業務を行っている。
生地素材にはオーガニックコットンやリネンを選び、自分たちのものづくりを通して少しでも持続可能な社会を目指しています。もの余りの時代に生まれ育った私たちが、わざわざものづくりをする意味を考えたときに、自然環境にダメージが少ない、土も栽培者も持続可能な素材を選び、自分たちも丁寧に染め上げて小物や服などの衣食住にまつわる布製品に仕立てる。皆様に選んで使ってもらえるように、自分たちのものづくりの質を高めることで目指す未来を作っていきたいと考えています。そして、できる限り、手作業で。人の手で描く線や、縫い目などの手の跡は、草木染めの色と同じように、私たちが自然の一部であることを思い出させてくれるような気がします。ちょっと手間はかかるけれど、そんな思いで、ものづくりをしています。
